2004年11月03日
右脳は本当にすごい?【書評】
七田 眞をはじめとする、右脳本が昨年あたりまで売れていました。
でも、内容を読むと、トンデモ本扱いされることも多い。
頭脳の不思議な働きについて、地道な科学研究者がこれを実証して
いるとしたら!
でも、内容を読むと、トンデモ本扱いされることも多い。
頭脳の不思議な働きについて、地道な科学研究者がこれを実証して
いるとしたら!
■ 今回のご紹介本
『右脳と左脳』 角田忠信
【1】脳の処理部位が欧米人と異なる日本人
一般的には、右脳はイメージや情感的なものを処理し、左脳は論理
をつかさどるといわれている。
筆者が開発した、音を耳にいれてキーを押すテスト方法によると、
西洋人は左脳でほぼ計算や論理だけをあつかい、母音や虫の音、自
然の音、音楽を右脳で扱う。
ところが、日本人は計算や論理をあつかうはずの左脳で母音や虫の
音、自然の音、泣き声などの感情音までも扱う。
実験では幼い頃日本語教育を施された人たちは、人種を問わずにこ
のような傾向を持つ。
つまりこのような日本人独自の頭脳の処理系は日本語を使うからだ。
【2】英語が使えないホントの理由
たとえば、「い」という母音は漢字にすると「意」であったり「胃
」であったりするなど、意味をもつので論理処理をする左脳で処理
していると考えられる。
こういう作用は英語にはない。
日本人は論理頭脳にまで、情感を持ち込んで処理をしている。逆に
言えば、西洋人に比べて左脳は負荷が大きい。
英語を含む外国語は西洋人のような右脳・左脳の分業でない日本人
にとってもともと負荷がおおきいのかもしれない。
【3】時間を正確にカウントできる脳
おなじくこのテストでは、ある音を右脳で処理するか左脳にまわす
かは、一種の切り替えスイッチで切り替えていることがわかってい
る。
この音の周波数が40Hzが41になっても39になってもこの現
象はおきない。
Hzというのは、一秒間に何回という考え方だから、この切り替え
スイッチ、つまり人間の脳は一秒間をカウントできる機能がある!
もっとおもしろいのは、年齢と同じ周波数で反応することだ。
たとえば38歳は38の倍数でこの切り替えスイッチが働く。さら
に39歳になったら39の倍数で働くようになる。この38から3
9へ一個増えるタイミングはなんと誕生日。
つまり人間は太陽の運行(一年ということ)などの天体の動きに合
わせてカウントを体内で行っているということになる。
【4】地震予知ができる脳
さらにおもしろいことに、地震が発生するとき、や震源地に近いほ
ど脳の反応が逆転する度合いが高い。
脳は地磁気などの信号を微妙に感じるセンサを持っている可能性す
らある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 本書の「学び」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この本の学びは「多様なモノの見方」です。
最近、「脳」について述べた本がたくさん出ています。
「金、処遇、女、友人関係、なんか不満だ」
が
「自分の実力はこんなもんじゃないと思いたい」
となって
「カンタンに成功をつかむ方法はないか?」
と思うようになり、
「脳は3%しか使われていないらしい」」
というのを本のキャッチから気づいて、
「脳の力があるのなら、自分でもカンタンに発揮できるはず」
というわけで「楽して成功する」には脳力アップが欠かせない
という幻想(?)に乗っかってこの手の本が売れている、
というのが私の想像です。
一方で確かに「脳」についての研究によって、いろんな考えの裏打
ちができるような気がします。
「脳」は人間の行動の根拠になるわけで、このメルマガみたいに「
成功したいなー」と思っている人間にとって普段考えている、成功
するために自分をコントロールしたり、相手に買ってもらう(つま
り動いてもらう)ことを考えているときのヒントになります。
そういう意味でマジメな脳の研究もこちらのもっている視点、切
り口でいろんなモノの見方、ヒントをくれることになります。
著者がだした結論がすべてじゃないのです。
例えば、
右脳本の「人間の脳は宇宙とつながっている」というトンデモない
ような話が、本書の「年齢という一年の周期を脳が刻んでいる」と
いう研究結果に近い。
日本人が論理思考よりも情に振り回されやすいという文化論は「論
理思考をつかさどる左脳が西洋人にくらべて忙しすぎる」という成
果に関係ありそう。
勉強法の観点からいうと、左脳を使う勉強をしているようなときに
はできるだけ、それ以外の負荷をかけないように、虫の声や自然音
よりも右脳処理する西洋音楽をかければいいというノウハウだった
り。
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『右脳と左脳』 角田忠信
![]() | 右脳と左脳―脳センサーでさぐる意識下の世界 角田 忠信 関連商品 by G-Tools |
【1】脳の処理部位が欧米人と異なる日本人
一般的には、右脳はイメージや情感的なものを処理し、左脳は論理
をつかさどるといわれている。
筆者が開発した、音を耳にいれてキーを押すテスト方法によると、
西洋人は左脳でほぼ計算や論理だけをあつかい、母音や虫の音、自
然の音、音楽を右脳で扱う。
ところが、日本人は計算や論理をあつかうはずの左脳で母音や虫の
音、自然の音、泣き声などの感情音までも扱う。
実験では幼い頃日本語教育を施された人たちは、人種を問わずにこ
のような傾向を持つ。
つまりこのような日本人独自の頭脳の処理系は日本語を使うからだ。
【2】英語が使えないホントの理由
たとえば、「い」という母音は漢字にすると「意」であったり「胃
」であったりするなど、意味をもつので論理処理をする左脳で処理
していると考えられる。
こういう作用は英語にはない。
日本人は論理頭脳にまで、情感を持ち込んで処理をしている。逆に
言えば、西洋人に比べて左脳は負荷が大きい。
英語を含む外国語は西洋人のような右脳・左脳の分業でない日本人
にとってもともと負荷がおおきいのかもしれない。
【3】時間を正確にカウントできる脳
おなじくこのテストでは、ある音を右脳で処理するか左脳にまわす
かは、一種の切り替えスイッチで切り替えていることがわかってい
る。
この音の周波数が40Hzが41になっても39になってもこの現
象はおきない。
Hzというのは、一秒間に何回という考え方だから、この切り替え
スイッチ、つまり人間の脳は一秒間をカウントできる機能がある!
もっとおもしろいのは、年齢と同じ周波数で反応することだ。
たとえば38歳は38の倍数でこの切り替えスイッチが働く。さら
に39歳になったら39の倍数で働くようになる。この38から3
9へ一個増えるタイミングはなんと誕生日。
つまり人間は太陽の運行(一年ということ)などの天体の動きに合
わせてカウントを体内で行っているということになる。
【4】地震予知ができる脳
さらにおもしろいことに、地震が発生するとき、や震源地に近いほ
ど脳の反応が逆転する度合いが高い。
脳は地磁気などの信号を微妙に感じるセンサを持っている可能性す
らある。
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● 本書の「学び」
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この本の学びは「多様なモノの見方」です。
最近、「脳」について述べた本がたくさん出ています。
「金、処遇、女、友人関係、なんか不満だ」
が
「自分の実力はこんなもんじゃないと思いたい」
となって
「カンタンに成功をつかむ方法はないか?」
と思うようになり、
「脳は3%しか使われていないらしい」」
というのを本のキャッチから気づいて、
「脳の力があるのなら、自分でもカンタンに発揮できるはず」
というわけで「楽して成功する」には脳力アップが欠かせない
という幻想(?)に乗っかってこの手の本が売れている、
というのが私の想像です。
一方で確かに「脳」についての研究によって、いろんな考えの裏打
ちができるような気がします。
「脳」は人間の行動の根拠になるわけで、このメルマガみたいに「
成功したいなー」と思っている人間にとって普段考えている、成功
するために自分をコントロールしたり、相手に買ってもらう(つま
り動いてもらう)ことを考えているときのヒントになります。
そういう意味でマジメな脳の研究もこちらのもっている視点、切
り口でいろんなモノの見方、ヒントをくれることになります。
著者がだした結論がすべてじゃないのです。
例えば、
右脳本の「人間の脳は宇宙とつながっている」というトンデモない
ような話が、本書の「年齢という一年の周期を脳が刻んでいる」と
いう研究結果に近い。
日本人が論理思考よりも情に振り回されやすいという文化論は「論
理思考をつかさどる左脳が西洋人にくらべて忙しすぎる」という成
果に関係ありそう。
勉強法の観点からいうと、左脳を使う勉強をしているようなときに
はできるだけ、それ以外の負荷をかけないように、虫の声や自然音
よりも右脳処理する西洋音楽をかければいいというノウハウだった
り。
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tatsux at 21:13
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