2004年05月14日

戦争について本気でに考える

今日もイラク戦争の話が新聞の一面に載っている。

日本人は「戦争」「国防」という話題を避けようとする。または、「戦争反対」という言葉で適当に片付けようとする。
会社や、知人と、自衛隊や戦争論議をすると、たいていの人は「よくわからない」「戦争は怖いよね」で話をまるめてしまう。

しかし、「戦争」「国防」「安全保障」は知らんふりできない。

自分の家の隣に狂人が住んでいて、刃物をときどきこちらに投げる練習をしていたらどうする?引っ越すことができないとしたらどうする?

やっぱり、何らかの準備をするだろう。玄関のカギを2重にするとか、狂人の親に何とかしろとねじ込んだりするだろう。場合によってはバットの一本も手元においておく必要もあるだろう。

危機への準備ってこういう話だろう。個人なら、バットかもしれないが、国どうしなら爆撃機とミサイルになるだろう。

地震のための防災訓練は必要だけど、地震よりも国家紛争や拉致されることの方が確率が高い。そうならば別の準備も要るだろう。

「危機管理」なんて、本当は、「国防」「軍事」について真剣に考えていれば、当たり前のように備わってくるはずだ。

今、塩野七生の「ローマ人の物語」を読んでいる。今シーザーがガリアを制覇したくだり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870781204/tyosyakaranom-22
この人、初老に近い女性だが、時代物の物書きのような語り口で、ローマの歴史をつづっている。

シーザー(カエサル)やハンニバルなどが万の単位で人殺しをしあった、戦争、軍事についてとても客観的に見ている。

この時代の偉業をなした指導者がすっくとして骨太のイメージがあるのは、塩野氏の筆力もあるが、、戦争をいやおうなしに受け止めてきたからだろう。生き死にを肌に感じた中での危機管理を迫られるからだ。国防問題以外にも内政問題で殴り殺されることだってあったようだ。

それだけみんなマジだったのだ。

そして今も世界はマジなのだ。




tatsux at 06:41 │Comments(0)TrackBack(0)

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