2004年04月22日
『変な人が書いた成功法則』 斎藤一人著

第一回めの紹介は斎藤一人さん。
「変な人」というコピーが、一連の著作で定着した著者。本書では
「人生に困ったことは起きない」と神様が決めているから、誰でも
笑いながら成功できると言い切る。
【1】成功の法則はとてもカンタン?
成功するのは、努力でも才能でも、ましてや苦労でもない。才能が
あるのに苦しんでいる人はゴマンといる。
成功を手に入れるには「私に困ったことはおきない」と声にだして
いってみることだ。
例えば、近所に妬まれていると思って、困っているとする。
でも「だから何?家族も友人も、仕事仲間ともうまく言っている」
と思えば、それは解消されてしまう。
人はその状態ですでに完璧だ。五体満足であったり、親が元気であ
ったり、いろんな「豊かさ」をもっているはずだ。
それを肯定して、今あるがままを感謝する。「豊かさ」を実感する
こと。
それが成功のための基本だ。
【2】問題は続々とあらわれる。
成功するためにひとつの問題をクリアすると、つぎの問題が起る。
問題の中身は人によって違う。それはそれぞれの人のステージが違
うからだ。
そして、クリアしていけばいくほど、その人の(魂の)ステージが
上がる。
自分の豊かさを肯定して、素直に感謝し、強い肯定をしないと、否
定的な考え方がアタマを支配し、問題がクリアできなくなる。
与えられた自分という個性や環境に感謝して、与えられた状況の中
で一生懸命に、そして楽しく問題を解決していく。
そうすれば自分らしい成功を得られる。
例えば、著者は実はほしいモノはない。
しかし、事業を拡大して、人々に喜んでもらうということが好きと
いう個性を持って生まれているから、それをやり続けていくことが
楽しいのであり、成長になるのだ。
他の人は、違う個性をもち、別の好きなことをもち、その中で成功
し、成長する。
【3】成功の始め方
成功は楽しむところからスタートする。
楽しむことは「自分はコレで完璧」という肯定がないとできない。
そして、楽しみながら、豊かな心で他人にも「楽しくてしょうがな
い!」と思ってもらうようにする。
そのためには、他人に自己重要感を持たせること。人が一番欲しく
いもの、自己重要感を与えて、楽しくて楽しくてしょうがないと、
従業員をおもわせること。
そして、お客さんにもそう思わせることで、成功し、自分も成長す
る。
人は自己重要感を持つことで、いきいきとし始め、生活はよくなり
、成長していく。
他人に自己重要感を持たせるのはカンタン。ほめることだ。
ほめられた人は、楽しんで仕事をどんどん広げていってくれる。
【4】本当の成長?
成功して、成長して、トップに立ったとする。それは周囲の風当た
りが強くなるだけだったりする。
例えばヒマラヤ登頂に成功する。そこにあるのは岩ばかりだ。しか
し、そこに上った爽快感はその人しかわからない。
ゴルフや酒宴など、いろんな楽しみのなか、たった一つだけ、永久
に喜べるものがある。それは、自分の限界を超えて、成長していく
ことだ。
その爽快感も本人にしかわからない。
また、それは人間にしか与えられていない。その喜び、成長のために
問題をクリアしていこう。
問題は、解決できない人には提示されない。問題にたいして「困っ
た」と思っている限り、解決できない。「どうやったら解決できる
のかな」と思うことだ。
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● 本書の学び
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本書の学びは「うまくいかないことは、やり方が間違っているとい
うサイン」だ。
本書では「苦労ばかりしているとしたら、それは神様がやり方をま
ちがっていると教えてくれている」という。
いろんなことを試してみて、うまくいかないなと悩む。さらに試し
てみて、もっと悪くなることがある。
または、悩んでいる割には毎回同じことをやってしまうことも少な
くない。
例えば、商品を売ろうとして、広告を出したのに、反応がない。
ビジネスの戦略を練ろうとして、みんなを集めたのに、議事進行が
よくないのか、盛り上がらない。
新しい商品の開発を進めているが、技術的な障壁があって、うまく
いかない。などなど。
物事がうまく進展しない場合には、2つの理由がある。
ひとつはやり方が足りないという量の問題。もうひとつはやり方が
間違っているという質の問題。
量はある程度こなさないといけない。しかし、手垢のついた方法を
いつも繰り返していると感じるのなら、おそらくその方法は間違っ
ている。
そのとき、「何でもいい、とにかく変えてみる」という発想をしよ
う。
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● お勧めレベル ★★☆☆☆ (5つ★で満点)
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【ワンポイント】神様とか、波動という言葉がよく出てくる。言っ
ている結論そのものはそんなに飛んでいないので、これらの宗教用
語をうまく読み替えられる人向け。語り口は小学生でもわかる。
tatsux at 07:12
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