2007年03月15日

【趣味】ウラで動いている大きな流れに気づけ!

4582454305昭和史 1926-1945
半藤 一利
平凡社 2004-02-11

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投稿の間があいていました。

今回は、趣味よりの本。

でも、本当はかなり重要な知識を与えてくれると思う歴史本。

昭和の元年あたりから、敗戦の年を分かりやすく、説明口調で書いた本。

3センチくらいの厚い本なのだが、かなり売れたようで、大変なものです。

この本は、神田昌典氏が小説を書いたときに参考にしている。

小説でもそうだが、最近の神田さんの研究テーマは世の中の流れをつかむことのよう。blogランキング参加しています。応援クリックお願いします!


昭和の世相と流れを見て、周期説を採用すると、今年やその先に起こることをある程度
読めるというわけ。

それも、一つの歴史に学ぶ態度だとは思う。

「なぜあのような負けるに決まっている、悲惨な戦争に向かっていったのか?」という問いに対して、この本は答えようとしている。

日本の場合、恐ろしいのは、「なんとなく」という無責任な風潮で方向が決まってしまうこと。

無作為の罪ともいうか、全体の雰囲気がそっちに行ってしまうと、誰も止められない。

止めようとすると現場の人間が下克上やらテロなどを起こして、暴力的に押さえつけてしまう。

かといって、現場の人間が全体の責任を取るべくもない。

こういうことって、会社の中でも多々ある。

日本の会社の場合、戦略/戦術が明確で動いているというよりも、社長の考え方や社風で決まってしまう。

社長が現実や現場を掌握していないと、そのまま神輿に担がれていってしまう。

この本で、昭和天皇が戦争をしきりに止めようとし、実際に行動する様が描かれている。
それを見ると胸がジーンとする。

小さい頃の私の記憶にあるのは、茫洋とした老人のたたずまいだった、昭和天皇。

軍服を身にまとった古い写真でもいわゆる、宮様らしいおっとりした風情の方。

そんな方が、日本国の破滅という責を一身に背負い苦悩している。

それでも歴史の流れは動かせない。

歴史に何を学ぶかは、人それぞれだろう。

しかし自分達の組織の論理で、外部に立ち向かってしまう日本の集団的、無責任は今の自分には印象深い。blogランキング参加しています。応援クリックお願いします!

昭和史 1926-1945
昭和史 1926-1945半藤 一利

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この記事へのコメント

1. Posted by たなか@心レベル    2007年03月15日 18:24
タツさん、こんにちは。

私のヨメが、戦争系の本を読むのが好きで、昭和天皇を仕切りに「犠牲者だよ。あの時代、どうすることも無かったんだよ。」と熱く語ります(^-^;

2. Posted by 手文庫    2007年03月16日 01:25
タツさん、こんばんは!
他所から見たらおかしなことも当事者では見えないということもよく言われることですね。
そう考えると怖い面もたくさんありますね。

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