2006年04月21日

暴走する無責任組織。あなたは、会社は大丈夫?

4582454348昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989
半藤 一利
平凡社 2006-04-11

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「何かあったら、私が責任を取ります。」

責任を取ると、いうことは、会社や組織を辞めることを意味しない。

なんとしても、成就させるよう尽力する覚悟を示すことだ。

この本は、同じくベストセラーになった「昭和史 1926-1945」の後編。

著者は、「軍部やマスコミ、そしてそれに踊った人たちの無責任が戦争を生んだ」という立場。

無責任な人の集団はつぶれてしまう。

これあたりまえ。

町の美化や安全確保に、町民が関心がなければ、その町は無法地帯になる。

社長が、会社の健全な成長に関心がなければ、その場しのぎで、無秩序な会社になってつぶれる。

父親が、子育てに関心のない家庭は、バカで規律のない人の寄り合いになりさがる。

会社で、家庭で、社会のなかで、責任をもった人でありたい。

それが人生をよりよくすることだと思う。

昭和史に話を戻すと、戦争になだれ込んだ過程は、いろいろな局面がある。

軍部の無責任、「やっちまえ」の勢い、組織内のなあなあも大きな主因。

ただ、当時の世界情勢、アメリカの意図、ドイツの意図、中国の意図なども抜きには出来ない。

教科書問題は、いまも尾を引いている。

でもそれが正しいかどうかの議論よりも、沢山の歴史についての本を読み漁ったほうがいいと私は思う。

右派の思考、左派の思考。韓国人の言い分、大東亜戦争擁護派の言葉。

自分なりの史観を持つことをお薦めする。

目前の金や、人間関係の問題も大切です。

でも、人は大局の政治や歴史的な問題から逃れられない。

それが、歴史という流れのなかで、自分の人生を「責任」をもって、決めていく人らしいと思うのだ。

昭和史 1926-1945
昭和史 1926-1945半藤 一利

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